HAYAめも

雑記帳。

断線したイヤホンをハンダを使わずに修理してみた

どうもこんにちは。

 

先日イヤホンが断線してしまったので自力で直してみようと思い少し調べたのですが、ハンダを使わないで直している方があまりいないように思われたので、ハンダを使わずにイヤホンを直した事例として記録しておこうと思います。

(直したと書きましたが、修理から3日経った現在でも稀に接触不良を起こすので、完璧に直ったわけではなさそうです。この記事を参考にしても完璧に直せる保証はできませんが、完璧の一歩手前くらいまでは辿り着けるのではないでしょうか。)

 

ちょっと長いので一文でまとめたのを読みたい方はこちら(まとめ)へ。

 

筆者の工作スキル

ゼロです。今までは断線したイヤホンを直そうなんて思いもしませんでした。

大学で工学を学んでいたというわけでもありません。

 

なぜ自力で直そうと思ったのか(読み飛ばしてどうぞ)

まず新しいイヤホンを選ぶのが面倒臭かったです。ワイヤレスにするのか、どの価格帯のものを買うのか、などなど決定しないといけないことが多く、優柔不断な私はこういうことを考えるのにすごく時間をかけてしまうので考えるのを避けたいと思いました。修理に集中するなら特に何かを選択するのに悩むことはないので。

 

あとは電子機器をいじることへの興味ですね。1年前から大学の研究関係でパソコンを少しいじるようになって、具体的にはMacbook Proの蓋を開けてメモリを増設したりしたんですが、そういう経験を通して電子機器をいじるのに慣れてきていて、もしかしたらイヤホンの修理もできるんじゃないかなって自信を持てるようになってました。

 

なぜハンダを使わずに直そうとしたのか(読み飛ばしてどうぞ)

ハンダごて等の道具はダイソーで安く手に入るらしいですが、ハンダ付けしたのに修理に失敗した場合、元に戻せなくなってしまうのでそのような事態は極力避けたかったからです。

それに普段工作しない人間なので、日常的に使用しない上にやや嵩張るし、かと言って捨てるわけにもいかない、みたいな物を増やしたくなかったというのも大きいです。

 

 

修理するイヤホン(読み飛ばしてどうぞ)

今回断線したイヤホンはこちらになります。購入した日に撮った写真が残っていました。

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SONYのMDR-EX450です。値札シールによると税込で3620円みたいです。

2015年1月1日に購入したようなので、3年と8ヶ月間使っていたことになります。常に持ち歩いていたのですが、かなり長く持ってくれたと思います。長く持ってくれたんですが、修理してこれからも酷使していこうとしているわけです笑

 

 

被害状況(読み飛ばしてどうぞ)

被害状況ですが、左右両方から音は出ていました。でも主の音と言うのでしょうか、例えば歌詞のある曲で歌が聞こえず楽器の音だけ聴こえていて、まるでカラオケのような状態になっていました。

私のよく聴く曲に椎名林檎さんの長く短い祭という曲があるのですが、あの曲だと楽器の音と浮雲さん(サングラスのおじさん)の声だけ聴こえていて、林檎さんの声が聴こえないというなかなか面白いことになっていました。

 

 

 

本題に入ります!

 

 

当初考えていた作戦

 イヤホンをくねくねいじってみると根元を曲げたときに正常に聴こえることがあるので、その辺り(画像の赤丸)で断線していることがわかりました。

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そこで、その断線していそうなあたりをカッターで切って、断線した導線同士をくっつけて電流が流れるようにし、瞬間接着剤かボンドで固定して修復する作戦を考えました。

何か問題が起こったらそのときに臨機応変に対処していきます。

 

 

コードを切断して新しいプラグに繋ぐ方法が有名みたい?ですが、私はこの方法を採りませんでした。適したプラグ買うのが面倒だし、プラグに繋げる作業も面倒臭そうだからです。ハンダごても持ってないですし。

 

 

使用したもの

  • カッター
  • マッチ(ライター)
  • ろうそく
  • ラップ
  • セロハンテープ

瞬間接着剤もボンドも使わないのかよ!

 

 

それでは実際の作業を見ていきましょう!

 

①断線した部分をあらわにする

断線していそうな部分から少しだけ離れたところに、カッターを使ってコードの周りを1周するようにぐるっと切れ込みを入れます。導線を傷つけないように気をつけてください。

断線した部分を挟むようにしてもう1箇所ぐるっと切れ込みを入れます。

うまくできたら切れ込みを繋ぐように、導線に沿って切れ込みを入れます。この時点で真上から見るとH型に切れ込みが入ってます。言葉じゃわかりにくいですね。写真を用意しました。

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赤線の部分が切れています。我ながら器用に切ったもんだなと思います。

 

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切った部分を取り除けばこのように導線があらわになります。

(一応、音が出るか確認してみました)

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しかし、どうやらこの範囲に切断された箇所はないようです。

カッターで切って取り除く範囲を増やしていきます。

どうやって切るかは自由ですが、私は導線と同じ向きに刃を向けて切っていきました。斧で薪を割るような、バナナの皮を剥くような、そんなイメージでしょうか。

 

 

少しずつ切っていって、断線した部分を出すことができました。 

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太い線が3本出てきましたが、その太い線の1本1本は白い糸のようなものを軸にして沢山の細い線が巻きつくようにしてできています。

細い線が1,2本切れただけでは影響が出ない仕組みのようです。

 

断線している線だけをいじって繋ぎ直したいので、断線していない2本を左の画像のようにアルミホイルでまとめておきました。

(軽く留めておくことができそうだったのでアルミホイルを選んだのですが、後になってアルミホイルはやめるべきだったと思いました。アルミホイルと細い線が擦れて断線させてしまう可能性があるからです)

 

この状態で断線した線を繋げれば修理できると思い、実際にウォークマンで曲を再生しながら繋げてみたのですが、全く通電しません。

 

 

②導線を熱する

少し調べたところ、どうやらこの細い導線の1本1本に絶縁体のコーティングがされているようです。

(3本の太い線が一緒になっているのだからそれぞれの線が絶縁されていて当たり前なんですが、そこに気づけていませんでした...)

このコーティングは熱して溶かしたり、ヤスリで削ることで取り除けるようです。

そこで、ちょうど家にロウソクとマッチがあったので熱して溶かす作戦でいくことにしました。

 

断線していない2本の線は溶かしたくないので、アルミホイルを足して極力熱が伝わりにくい処置を施しておきました。

(どの程度の熱で溶けるのかわからなかったので初めに線香の火のついた部分に近づけて試しましたが、火力が弱いようでコーティングを溶かせませんでした。)

 

ロウソクの火に近づけてみると導線が変色したので、その状態で線を繋げてみると正常に音が出るようになりました。どうやらコーティングを溶かすのに成功したようです。

線同士をねじった上、一応もう一度炙ってみたら下の画像のように真っ黒になってしまいました。

溶けたコーティングが焦げたのか導線が酸化したのか、黒くなった原因はよくわかりませんでしたが、これでも音は出るようになったのでめでたしです。

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細い導線の軸となっていた白い糸のような線ですが、炙ったときに燃えてなくなりました。邪魔だったので助かりました。

実は火で炙る前にカッターやハサミで切ろうとしたのですが、なぜか切れなくて諦めていたんです。

 

 

③導線を固定する

導線がむき出しの状態では使っているうちにすぐにまた断線してしまうと思うので、導線をラップ(クレラップ)でくるんだ上にセロハンテープで覆っておきました。

ラップでくるんだのは再び断線して修理したくなった際、セロハンテープを剥がしても導線が断線しないようにするためです。

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この後、セロハンテープをさらに増やして断線しにくいように補強しました。

使っていると稀に音が出なくなりますが、セロハンテープの上から導線を指で少し押すだけで正常に音が出るようになるのであまり問題なく使えています。

 

人によってはこの方法で完璧に直せる人もいるでしょうし、この上にハンダをつけたり、固定の仕方もテープではなくボンドにしたりと工夫できると思います。

 

 

まとめ

①導線の断線した部分をあらわにして、②火で炙って断線した部分の両端をねじって、③セロハンテープで固定したら、いい感じに直りました(^-^)

 

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