(1年半前の情報ですが、下書きに入れたままのだったので投稿します)
2022年の年末に突如としてUbuntuを入れているPCがWi-Fi、有線LAN共にネットワーク接続できなくなりました。
解決に時間がかかったので、書き残しておきます。
環境
Ubuntu 22.04 LTS
原因
原因はnetplanのyamlファイルにありました。
IPアドレスを固定化する際にWi-Fiを使用しているにもかかわらず、ethernets: に記載していました。
数ヶ月間はその記載で問題なく固定化できていましたし、通信も正常にできていました。しかし、きっかけが何だったのかわかりませんある日突如として通信できなくなりました。
しかし、ログを見たところnetplan apply で警告が出ていますし、正常に通信できていたことがおかしかったのでしょう。
当時のログ
~$ sudo cat /etc/netplan/02-network-manager-all.yaml # Let NetworkManager manage all devices on this system network: version: 2 renderer: networkd ethernets: wlp3s0: dhcp4: false addresses: [192.168.10.10/24] routes: - to: default via: 192.168.10.1 nameservers: addresses: [8.8.8.8, 8.8.4.4] ~$ sudo netplan apply WARNING: systemd-networkd is not running, output will be incomplete.
解決策
Wi-FiのIPアドレスを固定化するため、wifis: に情報を記載しました。
~$ sudo cat /etc/netplan/02-network-manager-all.yaml # Let NetworkManager manage all devices on this system network: version: 2 renderer: networkd ethernets: enp1s0: dhcp4: true enp2s0: dhcp4: true wifis: wlp3s0: optional: false dhcp4: false dhcp6: false addresses: [192.168.10.10/24] routes: - to: default via: 192.168.10.1 nameservers: addresses: [8.8.8.8, 8.8.4.4] access-points: "aterm-xxxxxx-a": password: "xxxxxxxxxxxx"
なお、解決後もGUIの設定画面は変わりません。
Wi-Fiなら「Wi-Fiアダプターが見つかりませんでした」と表示されてアクセスポイントの一覧は表示されませんし、ネットワーク設定の「Ethernet」の項目も表示されないままです。