成人向け水泳教室に通って泳げるようになった話

私は現在、成人向けの水泳教室に通っています。
クロールを全く泳げない状態から1年と少し経って、四泳法がある程度泳げるようになったので振り返ろうと思います。
成人済みの方で水泳教室に通うか迷っている方の参考になればと思います。

背景

年齢・性別

20代後半、男

体型

痩せ型、BMI 19〜20くらいです。
通学で自転車に乗ったり趣味でボウリングをしたりしていたので、太ももと腕には筋肉がついている方かも。
ジムには通ったりはしておらず、腹筋や胸筋は全くないです。

水泳歴

小学生:授業ではほとんど泳げるようにならず。ゴーグルの着用が許可されていなかったため、目が痛くなるし初夏の空気は冷たいしで水泳は嫌なイメージ。小5の夏休みに10日間の短期教室に通った時のクロール13mが今回の成人向け教室に通う前の最高記録。
中高生:学校にプールがないため水泳授業なし。

運動歴

小学生:ミニバスケットボール部。週3,4回くらいバスケ。
中高生:帰宅部。駅まで全力で自転車漕いだり電車間に合わなくて走ったりするくらいの運動をほぼ毎日。
大学以降:ボウリングが趣味になったので時々ボウリング。移動に時々自転車を使うくらい。

運動は好きな方で鬼ごっこや球技で遊ぶのは好きだけれど運動音痴であまり上手にはならないタイプでした。
水泳や鉄棒、跳び箱、筋トレ、ダンスは苦手でした。また、体力がないので持久走も苦手でした。

教室に通おうと思った理由

泳げることで役立つことがあるかはわからないけれど、一生泳げないよりは泳げるようになっておきたい気持ちがあり、また、年を取ってからできる運動でもあるので水泳を今後できる運動の選択肢に入れておきたかったので。

水泳教室の特徴

成人向けコースは初級、中級、上級に分かれています。
料金は月4回で月額7150円(2023年夏に値上がりして7700円)です。

1回につき60分で、通年で前半30分はクロールを習い、後半は下記のように2ヶ月おきに習う泳法が変わるシステムです。
1,2月と7,8月:背泳ぎ
3,4月と9,10月:平泳ぎ
5,6月と11,12月:バタフライ

準備

水着やゴーグルについて。
水着、ゴーグル、キャップ、それに教習後に身体を拭くタオルは必須です。

実は大学時代に一度だけ大学で募集していた水泳教室に通ったことがあり、その際にこちらのセットを購入していました。
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既に泳げる人が多い中で私一人だけが全く泳げなかったのが気まずくて、この大学でやっていた教室は1度だけ通ってやめてしまいました。
この時のセットの水着は、パッツリしすぎていて股間もっこり感が気になったので、今通っている水泳教室では別の水着を用意しました。5点セットのうち、現在も使用しているものはゴーグルとキャップのみです。

水着はミズノの股間キャップを挿入できるタイプのものを購入しました。
楽天で4100円で購入しましたが、現在は品切れのようです。Amazonで色違いを見つけましたが値上がりしていますね。
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股間キャップはAmazonで購入しました。
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最初はもっこり感を気にしていましたが、今振り返るとプールで水面から出るのは上半身だけなので気にする必要はなかったと思います。
スパッツタイプではないレジャー用の水着も迷いましたが、水泳教室には緩いタイプの水着を着用している人はいなかったので、スパッツタイプで正解だったと思います。

教室参加者の様子

私は土曜日の回に毎週参加していますが、初級コースには10人前後の参加者がいます。隣の2レーン分を中級コースが使っていますが、中級コースは15人ほどでしょうか。
年齢層は(見た目でしかわかりませんが)20代は私くらいでほとんどいません。30代が2,3人で40-60代の方が多い印象です。
性別は初心者コースは男女半々くらい、中級コースは女性が8割9割くらいです。コースによって男女構成が変わるのは興味深いです。

私の成長の記録

クロール

小さいビート板を持って腕をかく練習から始まりました。
最初は全く息継ぎができない状態だったので、ビート板を持っている状態で息継ぎをするのが精一杯です。
2週目でビート板なしでもやってみようと先生に促されてやってみましたが、鼻に水が入って咽せたりして苦しい状態でした。
3週目あたりで咽せる回数がかなり減りました。数回息継ぎしては足をつけて休憩するくらいの進み具合です。終盤は20mくらい進めていたと思います。

4週目になり、先生から「鼻から息をずっと出し続けるのではなく、息継ぎをする直前に一気に吐いてみてはどうか」とアドバイスをもらい、その通りにしたらかなり楽になりました。一度だけ足を着けずに25m泳ぎ切ることが出来ました。
25m泳ぐには数ヶ月かかると思っていただけに驚きました。小学生の頃と比べると身体も筋力も大きくなっているので進みやすくなっていたのだと思います。


毎回クロールの練習はビート板なしで6往復するのですが、8週目で初めて6回連続で25m足を着かずに泳ぐことが出来ました。往路で体力が尽きてしまうので、復路の25mは休憩しながら戻ってくる状況です。

5ヶ月で往路の25mの後、一息休憩を入れて復路の25mを足を着かずに毎回泳ぎ切ることができるようになりました。泳ぐのに必要な筋力がついてきたのだと思います。この頃から胸筋がついてきたように感じました。

8ヶ月目に入って、ターンを教わりました。往路の25m終わった後に一息つけなくので連続50m泳ぐことになり苦しくなります。

10ヶ月目。これまでは右手でかく時に毎回息継ぎをしていましたが、一度飛ばして4回かくタイミングで息継ぎできるようになりました。

1年2ヶ月目(現在)、息継ぎを減らすことができるようになり、息継ぎ1-3回で25m泳げるようになりました。帰りは苦しいので何回も息継ぎしますが、行きは半分を超えてから初回の息継ぎをするくらいです。

先生からは9ヶ月頃から中級コースに移ることを勧められていたので、クロールだけ見れば中級に移ってもいいくらいには泳げているのだと思います。実際、クロールなら初級コースの中で一番速く泳げるようになりました。
しかし、他の泳法が上達していないので私はもうしばらく初級に残って練習したいと考えています。

平泳ぎ

4月と9,10月の3ヶ月間やって、最終週に初めて25m泳げるようになりました。まだ足の向きがおかしいだとかの変な癖は残っています。

背泳ぎ

最初はひっくり返って泳ぐなんて考えられませんでした。なかなか身体を浮かせることができず、鼻に水が入ってくることも多かったので苦しかったですが、慣れてくると息継ぎには困らないので2ヶ月ほどで25m泳げるようになりました。
ただ、足を攣ることが多いです。

バタフライ

ものすごく苦戦しました。
平泳ぎも背泳ぎも2,3ヶ月で25m泳げるようになりましたが、バタフライには6ヶ月かかりました。
足を打つタイミングと腕を回すタイミングの取り方が難しかったり、息継ぎできるほど頭を水面に出せない難しさもありました。
5,6ヶ月目になんとなくコツを掴んで息継ぎができるようになったのですが、言語化が難しいです。
日々の練習で筋力がついてきた影響も大きいかもしれません。


以上、私の水泳教室の記録でした。
また進展があれば更新したいと思います。